洗濯カゴに入っている子供の靴下はいつも裏返し状態。私はそれをそのまま洗濯して干して棚に収納するときに表に戻していました。
モニタリングのきっかけ
何の気なしにやっていた表に戻す作業。でもあるときふと思ったのです。
「めんどくさ・・」と。
それくらいやってやれよって話なんですが、気づいてしまったものはしょうがない。私が無意識に表に戻していたくらいだから、子供も無意識に表に戻っている靴下を履いていたのだろう。
そこでふと母のいたずら心がムクムク。ある実験をしてみることに。題して。
人間観察モニタリング!『もしも表に戻っているのが当たり前と思われている靴下が裏返しのまま棚に入ってたら子供は文句を言う?言わない?』
棚に入っている全ての靴下が裏返った状態で収納された時点でモニタリングスタートです。
私の予想
・ 裏返っていることに気づかずそのまま履く。
・「なんで表に返してくれないの~」と文句を言う。
初日~3日間のモニタリング
裏返っていることには気づいた様子。たまたまだと思っているのか何も言わずに自分で表に返して靴下を装着。
3日間ほど観察しても子供は裏返しの靴下について私に何も言ってきません。毎朝黙って自分で靴下を表に返しています。
週末のモニタリング
週末は洗濯後の子供のものは自分で畳んで収納してもらっています。そこで子供が自分の靴下をどうするのかこっそり観察していると、ちゃんと表に返してる!ズボラなくせにやるやん・・
1か月のモニタリング結果
とうとう子供が私に靴下について何か言ってくることはありませんでした。意外!本当のとこどう思っているのかは全く不明。裏返したまま収納するのが当たり前になっている自分に気づいたくらい。
聞き取り調査
母「最近さ、靴下裏返しのまま棚に入ってるでしょ?」
子「うん。」
母「なんか思わんかった?」
子「いや別に。」
母「イラっとせんかった?」
子「別に。自分ですぐ戻せるし。でも。」
母「でも?」
子「自分でも戻せるけど、お母さんの優しい心でひっくり返して入れといてほしい。」
母、爆笑。
母「優しい心?!優しい心足りんかった?」
子「うん。裏返ったまま入れちゃう固い心じゃなくて、もっと柔らかい心でお願いしたいです。」
母、大爆笑。
母「柔らかい心ってなに?」
子「チクチクした心じゃなくて、温泉みたいにふわっと優しい心。」
母「なんかよう分らんけど、分かった。柔らかい優しい心をもっと持つようにするわ。」
以上でモニタリング終了!
感想
この後ちゃんと表に戻して収納するようになりました。それを見て子供は「あ~!優しい心があふれてる~!ありがとう~!」と大喜び。たかが靴下の裏表でこんなにも喜んでもらえるとは。
めんどくさ・・と思って始めたモニタリングですが、子供の意外な一面を見れたようでかなり面白かったです。おかげで私も優しい心で靴下を表に返すことができるようになりました。ほんと器の小さい女ですいません。
ちなみにモニタリングは今は見てないけど東京にいたころは録画してだいたい見てましたね~。赤ちゃんが喋れるってモニタリングはかなり大好きでした。