風のある暮らし

東京から見知らぬ田舎へ。更年期の母ひとり、思春期の子ひとり(中学男子)の暮らし。

薬用野菜のネギは冷凍保存して必要な時に必要な分だけ便利に使う

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昨日はバス停の近くに住むおばあちゃんから長ネギをいただきました。キャベツや小松菜も一緒に。子供を迎えに行った帰りにいつも話しかけてくれる優しいおばあちゃんです。

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こんなにたくさん!ネギは毎朝味噌汁に入れたり、炒め物にも煮物にも。うちではかなり消費量の高い野菜なのでこれだけあると助かります。すぐに食べる2,3本以外はすべて冷凍保存にします。

 

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まずは一番出番の多い小口切り。白い部分も青い部分も全部ごちゃまぜです。今回は量が多いのでLサイズの保存袋に、小口切りにした白ネギを平らになるよう敷きつめます。そのままの状態で冷凍庫へ。

 

確実に1個1個バラバラにしたい場合は、間にキッチンペーパーを挟むといいですよ。ミルフィーユのように、白ネギを敷きつめた上にキッチンペーパーを1枚ひろげて置いて、その上にさらに白ネギを敷きつめた状態です。私はやったことありませんが。

 

他にも、冷凍して1時間後にすこしもみほぐして、また平らにして冷凍すると、バラバラになりやすいみたいです。やっぱりこれも私はやったことありません。

 

長ネギは小口切りにするとたくさん空洞ができるせいか、全体的にカチコチにかたまってしまうようなことはいまのところありません。細かくバラバラにはなりませんが許容範囲です。

 

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翌朝に冷凍庫から取り出した状態です。ちゃんと平らな場所に置かなかったので、ちょっとでこぼこしています。カチコチではないので、手でもみほぐすと、ある程度はバラバラになります。

 

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軽くもみほぐした後です。少し固まりになっている部分もありますが、これで私は十分。味噌汁にいれたり、うどんに入れたり、チャーハンやお好み焼きに入れたり、用途は数え切れません。

 

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 こちらはぶつ切り。ぶつ切りにした長ネギを1本ずつ保存袋に並べていれて冷凍庫へ。

 

左の写真が翌朝に冷凍庫から取り出した状態です。ぶつ切りは隣同士くっつくことなくすぐにバラバラになって右の写真のようになります。煮物や炒め物に使ったりします。

 

ちなみに同じネギでも、細ネギのように密度が高いものは同じように冷凍するとカチコチになってしまうので、少し手間をかけます。タッパーのなかにラップ→キッチンペーパーの順にしいて、小口切りにした細ネギを入れて、キッチンペーパーを上にかぶせてからタッパーの蓋をすれば冷凍してもパラパラになりますよ。

 

冷凍ネギはどんな切り方でも凍ったまま料理するのがおすすめです。解凍してからだとベチャ~となってしまいます。

 

長ネギは冷蔵庫でも1週間程度もちますが、冷凍すれば約1ヵ月は持ちます。冷凍すると栄養価が若干下がると言われていますが、栄養価がなくなるわけではありません。食べきれずに傷んでしまうよりは、冷凍して最後までおいしく食べたいと思います。

 

ネギは薬効に富んでいる野菜として古くから重宝されてきたそうです。風邪対策や免疫力アップ、疲労回復に、血圧と血糖値を下げたりと、健康効果の高いお助け野菜です。

 

昔は風邪をひいたときには焼いた長ネギをタオルで喉に巻くといいと言われていましたが、ずーっと迷信だと思っていました。いくらなんでもおかしいでしょ、喉にネギって!と。でも本当だったみたいです。

 

あの刺激臭や辛味の成分でもあるアリシンには強力な殺菌作用と鎮静効果があるそうです。揮発成分であるアリシンが口や鼻から喉に入って吸収されることで風邪の症状が治まるということだったみたいです。昔の人の知恵ってすごいですね。

 

栄養面も大切ですが、何より、ネギを入れるだけで味が締まっておいしくなるので、シンプル料理のアクセントにもなって助かっています。