風のある暮らし

東京から見知らぬ田舎へ。更年期の母ひとり、思春期の子ひとり(中学男子)の暮らし。

きのこ嫌いの子供が大好きになった原木椎茸三昧の夕食の献立

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ご近所さん3軒から原木椎茸をいただきました。さらにたまたま農道で会ったご近所さんのご厚意で、原木椎茸を直接とらせてもらうことに。

 

椎茸狩り体験 

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子供の手のひらいっぱいの大きくて立派な椎茸です。原木にくっついている椎茸は、がつやつやしていてとても綺麗でした。

 

まさか自宅から徒歩5分くらいのところで椎茸狩りができるとは思いもしませんでした。ご近所さんが、販売用ではなく自分たちの食べる分だけ育てていると聞いてそれにもびっくり。

 

『好きなだけ持っていって~』というありがたいお言葉に甘えて、たくさんいただいて帰りました。

 

贅沢な夕食

そんなわけで、昨日は椎茸づくしの夕食です。鍋ごと失礼します。

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・椎茸のソテー(オリーブオイル&醤油)

・椎茸と油揚げの煮物

・椎茸の軸と豆腐の味噌汁

・ブロッコリー茹で(塩&ごま油)

・5分づきごはん(五穀米&あずき入り)

 

あれ?シンプル食生活でデトックスのはずが、普段よりも品数が多くなっています。暴食のせいで胃が大きくなってしまった・・・わけではなく、椎茸を色んな料理で食べたくてこんなことに。

 

それはさておき、この献立のなかで、一番の突っ込みどころは”ブロッコリー茹で”でしょう。手でブチブチちぎったのでなんとも雑なプロッコリーの姿になっています。”おもてなし料理”ならちゃんと切りますよ・・・たぶん。

 

今まで生で食べることが多かったのですが、昨日はボリボリよりポリポリくらいの歯ごたえのブロッコリーが食べたくなったので、3分ほどタジン鍋で蒸しました。この量を1回で食べきるわけではなく、余った分は翌日へ。

aokamizu.hatenablog.com

 

きのこ嫌いの子供が原木椎茸は大好きな理由

子供がとった、手のひらサイズの椎茸は分厚く切ってソテーにしました。子供は『おいしいおいしい!』とあっという間に平らげて、『もっと食べたい!』と。

 

東京にいたころには考えられないことです。椎茸はもちろん、しめじなどをみじん切りにしても嫌がるので、家ではきのこ類が食卓に並ぶことはありませんでした。

 

給食では嫌々渋々食べていたようです。少しでも残すと、他のおかわりができなくなるので、なんとかかんとか頑張って流しこんでいたとか。

 

そんな子供が椎茸そのものを味わうソテーをおいしいと言う日がくるなんて。東京で食べていた椎茸と一体何が違うのか聞いてみました。

 

子「全然違うよ。ここのは東京で食べてた椎茸みたいに独特な臭い味がしない。東京で食べてた椎茸は、粉で例えると、水に溶けなくてドログチャって感じ。ここの椎茸は水に綺麗にとけてサラサラ~って感じ」

 

・・・さっぱり分かりませんけど?!なぜ粉に例えたんだ?!

 

要は、原木椎茸の方が歯ごたえがいいということでしょうか。確かに、プリプリとした食感です。

 

子供にとっては、東京で食べていた椎茸とは全く別物の食べ物といった認識のようです。

 

東京で食べていた椎茸はたぶん、人工栽培の菌床椎茸だったのかなと思います。対して、原木椎茸は自然栽培で育っているので、味や食感、匂いまで違ってくるのかもしれません。

 

きのこ好きの私

私は元々きのこ類が大好きでしたが、椎茸なんて入れようものなら他の食材にも匂いがうつって子供が食べられなくなるので、何年もずっと我慢してきました。グリルで自分の分だけ焼いて・・なんて思ったこともありますが、匂いが充満するのでやめました。

 

なので、子供が椎茸を食べられるようになって、すごく嬉しいです。

 

だからといって、調子に乗って毎日椎茸ばかり出して、子供が飽きてまた嫌いにならないよう気を付けたいです。